マンゴーMango

ほどよい酸味と濃厚な甘さ、芳醇な香りのマンゴーはトロピカルフルーツの王様として、今や身近な存在となっています。原産は北インドおよびマレー半島で、紀元前のお釈迦様の時代から仏教上の“聖木”とされていました。その後、仏教の伝来と時を同じくして東南アジアやマレーシアの熱帯・亜熱帯で栽培されるようになりました。

効能

マンゴーには体内でビタミンAに変わるBカロテンが多く含まれます。Bカロテンには細胞の老化を抑える抗酸化作用があり、肌を美しく保つ効果のほかにガン予防効果も期待できます。また、造血作用のある「葉酸」も多く含まれているため、貧血予防にも有効です。さらに腸の働きを整える食物繊維も多いことから便秘改善にも役立つでしょう。ナトリウムの排出を促進するカリウムも比較的多く、高血圧や動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞予防にも作用します。

マンゴーの花の臭い

満開時のマンゴ一畑は、その実の美味しさからは想像できないほど強烈な臭いが漂っています。普通の花は受粉を手伝わせるために甘い匂いを発し、ミツバチや蝶をおびき寄せます。しかし、気温が25℃を超える熱帯地域ではミツバチは活動できません。そのためマンゴーは、高温多湿の熱帯地域でも活動するクロバエ科のハエに花粉を運んでもらうために、強烈な腐敗臭を放っているのです。生き残るためにマンゴー自らが生み出した知恵と言えるでしょう。ちなみに日本ではビニールハウス内にミツバチを詞って受粉させています。

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