柑橘Citrus Fruits

柑橘の原産地は、インド・アッセム地方を中心とする東南アジア一帯とされ、ここから多くの種類が分かれて世界中に広がりました。日本では「ポンカン」や「清見」が導入されてから、それらを親にした品種が続々と登場しています。ポンカンはもともとインド原産で、明治時代に日本に導入されました。一方の清見は「宮川早生(温州ミカン)」と「トロビタオレンジ」の交雑で1949(昭和24)年から育成された品種です。

効能

柑橘類には、カロテンやクエン酸、ビタミンCが豊富に含まれていて、疲労回復や風邪予防・美肌作りに効果の期待される果物です。皮の内側の白い部分や袋や筋に含まれるビタミンPには、毛細血管を強くし、動脈硬化を予防する効果があります。みかんに多く含まれるβ-クリプトキサンチンには、抗がん作用があるとして注目されています。

分類

分類には多くの説がありますが、皮がむきやすく生食に向く「みかん類」や「オレンジ類」「グレープフルーツ類」果実の大きい「ブンタン類」、雑種性のものなどを「雑柑類」。また、レモンのように酸味が強く薬味や調味料として使われるものを「香酸柑橘類」として呼び分けられます。みかん類とオレンジ類の雑種など新しいタイプも数多く登場し、輸入品も急増して柑橘類の世界は非常に多彩になっています。みかん×オレンジで誕生したものが「タンゴール類」、みかん×ブンタン、みかん×グレープフルーツなどは「タンゼロ(タンジェロ)類」という分類に属します。

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